東京・お台場といえば、観光やショッピング、そして海辺の景色を楽しめる定番の人気スポットです。そんなお台場の中でも、「ラーメン好き」なら一度は訪れてほしい場所があります。それが、アクアシティお台場5階にある「東京ラーメン国技館 舞」です。
この記事は、お台場に遊びに行く予定のある方や、全国のご当地ラーメンを一度に味わってみたい方、そしてラーメン巡りが好きな方に向けて書きました。東京ラーメン国技館 舞には、全国各地から選りすぐられた6つの有名店が集結しており、それぞれが独自の味とこだわりを持っています。まるで日本中を食べ歩くような気分になれるのが、この場所の大きな魅力です。
せっかく行くなら「どのお店に行くべきか」「どんな味が自分に合うのか」を知っておきたいですよね。この記事では、各店舗の特徴やおすすめメニュー、人気商品をわかりやすく紹介しながら、あなたが「行ってみたい!」と思える情報をお届けします。
この記事を読み終えるころには、きっとお台場で食べたい一杯が見つかるはずです。
営業時間、決済方法、テラス席について
営業時間は、店舗によって異なります。各店舗の最後にリンクを貼っていますので、公式サイトをご覧ください。
店舗の決済方法ですが、現金、QR決済で、クレジットカードや交通系ICカードの使用は不可のようです。(2025年10月現在)
現在、ラーメン国技館では、テラス席も使用できます。お台場の景色を眺めながら、絶品ラーメンを味わえます。ただし、悪天候や強風時は利用できないようです。
1. 札幌 みその

全国的に知られる札幌味噌が出店しており、「熟成ちぢれ麺」と「自慢の味噌スープ」を合わせ、香ばしく味付けされた豚トロチャーシューを豪快に載せたラーメンを提供しているとのことです。「炙りの香りが食欲をそそる」「ピリ辛加減がちょうどよく、箸が止まらなかった」など、香ばしさと味噌の重厚さを評価する声が複数見られます。
さらに特徴的なのは、季節や特別企画で限定メニューを出すことがあり、過去には「伊勢海老味噌ラーメン」といった贅沢な一杯も提供されていたという情報があります。このような限定メニューは見た目のインパクトも強く、訪問者の期待値を高める要素になっています。
2. 金澤濃厚豚骨ラーメン 神仙

石川県・金沢を本拠とする名店「神仙(しんせん)」の東京支店が、アクアシティお台場のラーメン国技館 舞に登場しています。店の公式案内では「北陸最強の超濃厚豚骨スープ」を謳い、口に運んだ瞬間のとろみとまろやかさを特徴としています。
この店は、濃厚な豚骨スープに醤油ダレを効かせ、甘海老など魚介の香りを織り交ぜた味わい深い構成が魅力とされています。特に「濃厚甘海老豚骨醤油らーめん」はお台場限定の一杯として名前が挙げられており、普通の豚骨+魚介を超えた風味の広がりが評判です。
金沢本店の伝統を受け継ぎつつも、東京・お台場という立地・顧客層を意識した構成で、観光途中のラーメン体験にも映える一杯を提供している点が魅力です。
3. 塩らーめん専門 ひるがお

ラーメン国技館 舞に出店する「ひるがお」は、東京の名店「せたが屋」グループが手掛ける塩ラーメン専門店として知られています。透明感のあるスープと魚介の旨味が調和した味わいが特徴で、清湯系の塩ラーメンを求める人にとって見逃せない一軒です。
味わいの特徴として、「ひるがお」はホタテや貝柱を主役に据えた魚介スープに、ベトナム産自然海塩を合わせるなど、魚介の風味を重視した設計が語られており、一般的な“あっさり塩”の印象を覆す厚みあるスープを目指す姿勢がうかがえます。
「出汁が効いて味に深みがあった」「塩ラーメン“ひるがお盛り”など豪華な盛り付けもある」「塩の旨み × ほどよいコクが楽しめる」など、高評価の声が複数見られます。
また、夏季限定メニューとして「冷やし担々麺」などの限定提供も実施しており、季節に応じた味のバリエーションも楽しめる店舗です。
お台場という観光地において、あっさり〜中程度の塩ラーメンの選択肢を求める人にとって「ひるがお」は最適な一杯です。透き通るスープと魚介の風味をじっくり味わいたい人には特におすすめと言えるでしょう。
4. 頑者 NEXTLEVEL

ラーメン国技館 舞に出店しており、つけ麺の代名詞とも言える名店「頑者」の進化系ブランドが「NEXTLEVEL」です。埼玉・川越を本拠とする頑者のブランド力を背景に、魚介豚骨系つけ麺の王道を突き詰めた味を、お台場という舞台で再構築しています。食通の間では「極太麺 × 濃厚魚介つけだれ × 魚粉」の組み合わせが“つけ麺のお手本”と称されることもあります。
公式サイトでは、看板商品のスープは15時間以上かけて煮込まれた魚介豚骨スープであると記されており、そのコクと濃度に対する自信が伝わってきます。 また、「つけ麺DX」などのメニューが「人気No.2」として記載されており、上位のメニューとして目立つ存在です。
「頑者 NEXTLEVEL」は、つけ麺好きには期待を裏切らない、濃厚さ・香り・食感のバランスを追求した一杯を提供する店舗と言えます。観光地という立地ながら、本格派のつけ麺体験を提供してくれる、ラーメン国技館 舞の強みのひとつでしょう。
5. 三代目 博多だるま

創業1963年、博多の伝統を受け継ぐ豚骨ラーメン店「三代目 博多だるま」が、お台場・アクアシティのラーメン国技館 舞に出店しています。
味の特徴は、いわゆる“クサウマ系”豚骨スープ。豚骨を強く煮出した香りと泡立つ脂の浮かぶスープは、博多本店の風味を感じさせつつ、お台場訪問者にも楽しめるバランスに調整されています。
利用者のレビューでは、「泡の浮いたスープがクセになる」「クサ旨(“臭さ”も旨さの一部と感じられる強めの豚骨風味)」といった評価が目立ちます。また、麺は博多流の極細ストレート麺で、“かた”など硬さ指定が可能。替玉(おかわり麺)対応も標準で、麺を食べ進めてスープを楽しむ“博多スタイル”が堪能できます。
チャーシューは薄めの切り出しだが脂身との調和がよく、スープの旨味を吸ってしっとりとした食感も楽しめるという声もあります。
6. 手打ち中華 玉(ぎょく)

神奈川県・川崎発祥の「玉(GYOKU)」が展開するラーメンブランドの一つ、手打ち中華 玉(ぎょく) が、東京・お台場のラーメン国技館 舞に出店しています。
この店の魅力のひとつは、「手打ち中華」という名のとおり、自家製手打ち麺を使っている点です。太さや打ち加減にムラを持たせた手打ち麺は、もちもちとしつつ程よい弾力を残しており、スープとの絡みも良好という声が多く見られます。
スープは醤油ベースで、濃厚ながら飲みやすさも併せ持つよう設計された味わい。動物系出汁の旨みが前面に出つつ、醤油のキレがアクセントとなっており、「濃いめ」や「背脂入り」などのカスタマイズも可能といった利用者の声もあります。
限定メニューとして「ネギチャーシューメン(お台場限定)」が設定されており、豪華にネギとチャーシューを盛った一杯を楽しむこともできます。
全体として、手打ち中華 玉は、“自家製麺+醤油ベースの濃厚中華そば” を求める人にとってしっかりした選択肢になる店舗。ジャンルが味噌・豚骨・塩・つけ麺と分かれる中で、玉は“醤油/中華そば”枠として味わいと立ち位置に個性を持っており、訪問時に「醤油派」が迷わず足を向けたくなる一杯を提供してくれるお店です。
まとめ
お台場の「東京ラーメン国技館 舞」は、全国の人気ラーメン店が一堂に会する“ラーメンのテーマパーク”です。
観光やデートの途中に立ち寄るのはもちろん、ラーメン好きなら全店舗制覇を目指して訪れてみるのもおすすめ。店内はすべて屋内なので、天候を気にせず快適に食べ歩きが楽しめます。お台場の海を眺めながら、本場の味を食べ比べできる贅沢な時間——それが、東京ラーメン国技館 舞の魅力です。
次のお休みには、ぜひアクアシティお台場の5階へ。きっとあなたのお気に入りの一杯が、ここで見つかるはずです。
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